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200mL献血について

200mL献血について

 200mL献血由来の輸血用血液製剤は、医療機関において、体格の小さな小児、心臓の予備機能が低下している高齢者などに使用されています。

 鹿児島県においては、医療機関からの要請のうち、約96%が400mL献血由来の血液製剤であり、200mL献血由来の血液製剤にかかる要請は、約4%とたいへん少ない状況です。

 このため、鹿児島県内の献血会場ごとに、200mL献血の受入れ人数を定め、200mL献血由来の血液製剤が過剰にならないよう計画的にご協力をお願いしております。

なぜ200mL献血の依頼が少ないの?

 一人ひとりの血液は、たとえABO血液型やRh血液型が同じであっても、微妙に異なっております。

 例えば、ひとりの患者さんに2,000mLの輸血を行う場合、200mLだと10人分の血液が必要となりますが、400mL献血だと5人分の血液で賄えることとなります。輸血による感染症や免疫による副作用発生の可能性は、400mL献血由来の血液製剤を使うことで、200mL献血由来の場合に比べ、半分にすることができます。

 このようなことから、200mL献血については、医療機関の要請が少ない状況となっています。

 献血会場において、200mL献血の必要量が各確保できた場合には、200mL献血の受付を終了し、皆様には献血の延期をお願いする場合があります。

400mL献血と成分献血にご協力ください!

 血液センターでは、医療機関の要請や輸血を受ける患者さんへの安全性をより向上させるために、献血基準を満たした方には、400mL献血や成分献血のご協力をお願いしています。

 皆様のご理解・ご協力をお願いいたします。

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