令和4年12月18日(日)に矢場公園(愛知県名古屋市中区)にて「第11回献血ポスターコンペティション」の表彰式を開催しました。
当日は、最優秀賞 村上 しほり 様、優秀賞「中学生の部」 篠原 友芽 様、優秀賞「高校生の部」 前川 友希絵 様、優秀賞「一般の部」 小山 茜 様、愛知県赤十字血液センター所長賞 齊藤 麻穫 様の受賞者5名にご出席いただきました。
表彰式では最優秀賞作品が初披露され、その後、最優秀賞・各部門優秀賞受賞者には東海北陸ブロック血液センターの竹尾所長から、愛知県赤十字血液センター所長賞受賞者には木下所長から、表彰状と副賞が授与されました。
受賞者インタビューでは、ご自身の作品に込めた想いや受賞された感想などを話していただきました。
表彰式の様子
受賞者コメント
最優秀賞
村上 しほり 様
先生から、受賞の報告を受けたとき、とても驚きました。そして、じわじわと嬉しさが込み上げてきました。
献血は、誰かの支え合いでできていると思います。小さな人の中のハートは、みんなの持っている小さな勇気です。「みんなの小さな勇気が集まれば、手からあふれるぐらいの大きな力になり、支え合うことができる」と伝えるイメージで考えました。
優秀賞「中学生の部」
篠原 友芽 様
献血ポスターに応募するのは初めてで、まさか賞まで頂けるとは思っていなかったのでとても嬉しい気持ちでいっぱいです。この作品を作る際、協力してくださった先生や家族、投票してくださった皆さんにも感謝を伝えたいです。
「命を救う」というのはとても難しく大きな仕事で、私には到底できないことだと思っていましたが、作品を作るにあたってたくさん調べる中、献血に参加することでその血が誰かのもとに届き、命を救っているということを知りました。誰かの命を救ったり助けになるというのは案外難しいものではなく、このポスターを見つけてくれたあなたにも、そして私にもできることなのかもしれない、という思いを込めて作りました。
優秀賞「高校生の部」
前川 友希絵 様
ずっと憧れていたデザインという分野で献血の活動にこのような形で関われたこと、とても嬉しく思います。
献血には行きたいけれど恐怖心だったり、時間がかかるのではと思っていてなかなか行けないという方がまだまだ沢山いると思いますし、私もそうでした。
そんな人の背中を少しでも押せるよう、実際にかかる時間を知っていただき、献血に行きやすいイメージを持ってもらいたいという思いを込めました。
優秀賞「一般の部」
小山 茜 様
このような賞をいただくことができ、大変光栄に思います。ありがとうございます。
献血についてのメッセージが簡潔に分かりやすく伝わるよう、なるべくシンプルなデザインと言葉にしました。このポスターを見て、1人でも多くの方が献血に興味関心を持っていただけたらという気持ちを込めて制作しました。
愛知県赤十字血液センター所長賞
齊藤 麻穫 様
このような賞をいただくのは初めてでとても嬉しく思います。この献血ポスターコンペティションがきっかけで、献血することへの理解が深まり、正しい知識を身につけることができました。そして、愛知県赤十字血液センター所長賞という素晴らしい賞をいただけたこと、3年ぶりの授賞式に参加させていただけますことにとても感謝をしております。ありがとうございます。この賞に励みこれからも一つ一つの作品に心を込めて制作していきたいと思います。
この作品は、A型、B型、O型、AB型のそれぞれの型から命という漢字が作られていて、その型をスプーンで「すくう」構図にすることにより、たくさんの人の命を「すくう」ということを表現しました。そして、献血は少し怖いと考える人からそのイメージを変えられるような明るく、やわらかいパステルカラーを多く使用しました。
愛知県以外の各県赤十字血液センター所長賞を受賞された方々への表彰式は各県にて順次執り行われる予定です。
受賞者の皆様をはじめ、作品をご応募くださった皆様、そして投票審査にご協力くださった皆様、本当にありがとうございました!
最優秀賞の作品は、今後一年間、若年層献血啓発ポスターやグッズとして使用し、東海北陸7県内の学校や献血ルームに掲示いたします。
皆様の投票によって選ばれたこの作品が多くの方の目に留まり、特に若い方への献血推進につながれば幸いです。
<事務局>
日本赤十字社東海北陸ブロック血液センター
〒489-8585 愛知県瀬戸市南山口町539-3
TEL:0561-89-7808
e-mail: poster-compe@tkhr.bbc.jrc.or.jp