今回の推進課の紹介は、私達の活動の一つである「献血セミナー」について紹介していきます。
皆さんはどのような年齢層の方が主に輸血を受けているか、皆さんはご存知でしょうか?
現在では50歳以上の方が全体の約85%の割合を占めています。
その一方で献血に協力している方々の約73%は50歳未満の方々であり、50歳未満の方々が輸血医療を大きく支えている状況です。
そして近年、その50歳未満の中で大きな割合を占めている10代、20代、30代の献血への協力が減少傾向にあります。
この状況が続いてしまうと...
そこで私たち推進課は、将来的にも献血により輸血用血液が確保できる体制を維持するために、広島県内の小中高等学校、大学などに積極的に出向いて献血セミナーを開催し、主に命の尊さや助け合うことの大切さ、献血の必要性や現状などを伝えております。
献血セミナーの実施が決定すると次のような準備と調整を行います。
①献血セミナー実施にかかる確認
・開催日時、派遣職員の調整
・高校や大学などは直近の学内献血の実施にあわせて献血セミナー実施日の調整
②打ち合わせ
・どのような内容のセミナーが良いか
・会場にはどのような機材があるか
・どのぐらいの時間でセミナーを行うか
③事前準備
・打ち合わせで確認した内容を基にセミナー資料を作成
・必要な資機材の確保
いよいよ献血セミナーの実施です!
【実際に行った献血セミナーの事例をご紹介します】
日程:平成28年2月12日(金)
会場:広島市立温品小学校
時間:45分(道徳の授業)
5、6年生約170名に実施しました。
このセミナーでは、道徳の授業のテーマ「命」に内容を合わせて行い、献血という助け合いで尊い命を救うことができる現状や献血を通じて日常生活の中でお互い助け合うことが、いかに大切なことかをPowerPoint資料やDVD映像を活用して献血セミナーを行いました。
ここで献血セミナー後にいただいた感想文の一例をご紹介します!
Aさんの感想
Bさんの感想
この他にもたくさんの感想文をいただきました。
最後に、後日このようにいただいた感想文の中に疑問や質問があれば、担当いただいた方を通じて質問にお答えいたします。
以上のような流れで献血セミナーを実施していきます。
推進課では献血セミナーを実施させていただく学校や団体を募集しています。お時間いただけるのであれば、いつでもお伺いさせていただきます!
申し込みや詳しい内容はこちらからご覧いただけます。
ご不明な点がございましたら、推進課(082-241-1248)までご連絡をください!