平成28年7月26日(火)〜8月4日(木)、広島県赤十字血液センター(中区千田町)で、主に小学5年生、6年生を対象とした、血液センター見学会「なるほど献血教室」を開催しました。
この見学会は将来を担う子供たちに献血の必要性と助け合いの心を知ってもらうために平成14年から広島県とともに開催しているもので、今年はのべ18回開催し、親子161組、総勢442名の参加がありました。
教室では「けんけつちゃん」と一緒に学ぶ3D映像等で血液や献血のこと、血液センターの仕事のことを学んだ後、血液センターの各所で実際の作業や血液製剤の製品化の様子を見学しました。
参加者の皆さんは、血液保管庫に入って血液製剤の保管状況を見学したほか、パネルによる説明を受けながらの検査・製剤の工程を見学するなどして、活発に質問もしていました。
さらに、献血バスのベッドでの献血疑似体験や献血運搬車に乗り込んでの写真撮影などは、「なるほど献血教室」参加した子供のみならず保護者の方々にとっても印象的な経験となった様子でした。
◇参加した子供たちの感想(アンケートより)
- 病気になっている人のために自分ができることからやっていきたいと思いました。献血を大きくなったらしたいなと思いました。
- 献血教室に行く前は、痛そうだしあまり献血したくなかったけど、教室に行って献血は人の心を救う大切なことなので献血をしようかなと思いました。
- 色々な場所を見て、勉強になったし、楽しかったです。係の方の説明がとても分かりやすかったです。次も行きたいなと思いました。大人になったら献血をしてみたいです。
◇保護者の方からの感想
- とてもわかりやすい説明をして頂きありがとうございました。私も時々、輸血や献血の説明をすることがあります。参考にさせていただきます。子供にもいい経験ができたと思います。
- 献血の大切さを後々理解していってくれたら良いと思います。私の主人、闘病中は輸血に大変助けられました。これからも安全安心な血液を皆様に届けてください。
- 今度は私が献血ルームに行って、現場を子供に見学してもらって更に勉強できたらと思います。ありがとうございました。
- 一度では覚えきれないたくさんの事を教えていただきました。家に帰ってもう一度子供たちと今日のことをおさらいして大きくなったら献血に行こうと思える人になってほしいと思います。