今年も、インフルエンザ・ノロウイルスの流行期に入りました。
私たちは、日常生活の中で手を洗うことが多くありますが、一見きれいに見えても手には細菌やウイルスなどの病原体がたくさん付着しています。
今回は、採血課から手洗いの注意点についてお話しします。
ハンドソープ・石鹸で洗い残しのないよう丁寧な手洗いをお勧めします。
手洗いで予防できる病気は多くあります。
手洗いの実際
《プチ情報》 (インターネット ヘルス大学より)
水だけの手洗いは効果があるか?
ハンドソープを使った手洗いと水だけで洗った手洗いの後、弁当をつくった場合の比較
・水道水の流水で、3~10秒間洗い、手拭用タオルを使用
・ハンドソープを使用し、手洗いを30秒、その後水道水を使ってすすぐ
結果
水だけの手洗いの場合、作った直後でも400個~5,300個/1gの雑菌が検出され、常温(25℃)で6時間置いた場合、最大200万個の雑菌が検出された。
ハンドソープを使った手洗いの場合、多くのおかずで雑菌が検出限度以下になり、常温で6時間置いた場合、雑菌の検出数は200個~1,500個にとどまった。
洗い残しが起こりやすい部位