血液センターの看護師は、献血者の安全確保と採取した血液の品質向上のため、専門的な知識と技術を習得することが求められています。
当センターでは、学会認定・アフェレーシスナースや学会認定・自己血輸血看護師が看護師の知識・技術向上のため、幅広く活動しています。
Ⅰ.学会認定・アフェレーシスナース
アフェレーシスとは、ギリシャ語で「分離」を意味します。
成分採血装置を用いたアフェレーシスは血小板採取と血しょう採取のために行われています。
献血者の皆さんから安全に血液を採取し、質の高い血液を患者さんのもとへお届けできるよう看護師の教育に力を入れています。
<当センター看護師を対象とした勉強会>
Ⅱ.学会認定・自己血輸血看護師
輸血には、「同種血輸血」と「自己血輸血」があります。「同種血輸血」は血液センターで献血者の皆様から採血した血液を原料とし製造された輸血用血液製剤を用いた輸血のことです。
学会認定・自己血輸血看護師は、医療機関から依頼があれば、自己血採血に係る研修会の講師として出向き、安全な自己血輸血を行うための知識の教育や看護師だからこそ出来る実技指導を行い、好評を得ています。
<医療機関での自己血採血の研修会>