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さい帯血バンクからの重要なお知らせ

緊急事態宣言解除後も、さい帯血はこれまで以上に必要とされています

 いつも、さい帯血バンクの活動にご理解とご協力をいただきありがとうございます。

 5月下旬に緊急事態宣言が全国で解除されましたが、依然として、骨髄移植や末梢血幹細胞移植のドナー受入が困難な状況が続いています。
 そのため、造血幹細胞移植の際には、さい帯血も併せて準備する取り組みが継続されています。新型コロナウイルス感染症により、予定していた骨髄や末梢血幹細胞の採取が直前で中止されるなどの可能性も否定できないため、もう一つの選択肢である移植用さい帯血を準備しておく措置です。

 移植する細胞を2通りの方法で確保することにより、万が一、移植のための骨髄や末梢血幹細胞の採取が困難になった場合でも、すぐにさい帯血による移植が可能となります。このことは移植を受ける患者さんにとって、大きな安心となっています。実際ここ数ヶ月間、さい帯血移植の件数が非常に多くなっています。

 より安全に、より安心して、造血幹細胞移植を行うため、今、たくさんのさい帯血を必要としています。今後も出来るだけ多くの方に、さい帯血提供のご協力をお願いいたします。