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D【バーディーバー】について

Rh血液型は基本的なCEとDの2つの抗原系で構成されています。このうちD抗原を持つものをRh陽性、持たないものをRh陰性と呼ばれており、欧米人で約15%、日本人で約0.5%のRh陰性の方がいます。

もう一方のCE抗原系はC(またはc)とE(またはe)のいずれかの抗原を持っており、そのタイプはCE、Ce、cE、ceの4つの型が一般的です。

しかし極めてまれですが、CE抗原系をまったく持っていない方がおり、D抗原系と合わせて-D-(バーディーバー)と表記されます。つまり、D抗原以外のC(またはc)とE(またはe)の抗原が存在しないので-D-と表わされるわけです。

日本人での頻度は20万人に1人とされていますが、実際はもっと頻度は低いと言われています。

また、-D-はD抗原だけしかありませんが、通常の検査ではD抗原の有無しか調べないので、単なるRh陽性として取り扱われてしまいます。

-D-の方はCE抗原系がないため、輸血、妊娠により抗体(抗Rh17)を産生する可能性があり、輸血する場合はこのまれな血液型と同じ-D-の血液を輸血しなければなりません。

献血登録のお願い

まれな血液型とは、その出現頻度が概ね1%以下で輸血に適合する血液を確保することが困難な血液型をいいます。必要な場合は、予め血液センターで冷凍保存 している同型の血液を使用したり、同型の血液型の献血登録をしていただいている方に、電話などで献血をお願いするなどして対応しています。

しかし、一度に 多くの血液が必要な場合は必要量を確保することが非常に困難なため、是非、まれな血液型の方は献血登録をお願いします。