医療機関から皆様へ 「献血、ありがとう!」 - No.1-
信州大学医学部付属病院(松本市)
病院長 本田 孝行 先生
献血の勧め
血液が不足した患者さんに対する治療は、輸血しかありません。
信州大学医学部附属病院でも年間 約1300人の命 が輸血で救われています。
医学の進歩に伴い、いずれ血液もiPS細胞などから人工的に作られる時代が来ると思いますが、現在は献血された輸血に頼るしかありません。
輸血のための血液は、善意による献血で集められます。"情けは人のためならず"と同じように"献血は人のためならず"です。
400mLの献血を行っても日常生活には何ら問題なく、健康であれば2~3週間で血液は元通りになります。年に複数回献血しても大丈夫です。
今、若い方々の献血が少なくなっています。
多くの輸血を必要とする患者さんのために、献血をお願いします。
信州大学医学部附属病院
施設概要
〒390-8621 長野県松本市旭3丁目1番1号
■診療科数 32科
■病床数 707床
統計(2017年度)
■輸血患者実数1,262人 のべ数8,475人
■輸血単位数 53,409単位
■1日平均外来患者数 1,467人
■年間救急搬送患者数 1,549人
※信州大学医学部付属病院ホームページ(2019.3)より引用