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用語集

アンリー・デュナン(Henry Dunant:1828~1910)

1828年5月8日、スイスのジュネーブで産まれた国際赤十字の創始者であり、初のノーベル平和賞の受賞者です。1859年6月、イタリア統一戦争の激戦地ソルフェリーノの近くを通りかかったデュナンは、4万人もの死傷者が打ち捨てされている有様を見て、町の人々や旅人達と協力して放置されていた負傷者を教会に収容するなど「傷ついた兵士はもはや兵士ではない、人間である。人間同士としてその尊い生命は救われなければならない」と3日3晩に及ぶ懸命な救護を行いました。この後、デュナンは「ソルフェリーノの思い出」を出版、そして「敵味方の差別なく救護する」「あくまで中立の立場で」「国際的な民間団体をつくって普段から準備しておくべきだ」との考えを世界中の人たちに訴えました。これらの考えがのちの赤十字の創設につながったのです。  なお、赤十字ではアンリー・デュナンの誕生日5月8日を「世界赤十字デー」と定め、世界各国でさまざまな行事を行っています。

アンリー・デュナン(Henry Dunant:1828~1910)