平成29年7月6日(木)に、宮城県石巻北高等学校の皆さまが、校外進路学習の一環として、血液事業や当施設の役割について学ぶため、見学にいらっしゃいました。
はじめに、日本赤十字社が行う血液事業について、スライドを用いて説明しました。
なんとこの日、説明を担当したのは皆さんの先輩にあたる石巻出身の職員です。血液センターが少しでも身近に感じられたのではないでしょうか。
おそらく初めて耳にする言葉も多いであろう中、皆さんとても熱心に聞いて下さいました。
見学コースでは、輸血用血液製剤を格納するバスケットや、血液製剤の模型もご覧いただけます。
日本では、血液製剤のラベルは血液型により、A型:黄、O型:青、B型:白、AB型:赤と色分けされていますが、実はこのラベルの色は、国によって様々なんです。
製剤課の仕事内容について、DVDと内部カメラ映像でご覧いただけます。
初めて見る機械や作業に、皆さん興味津々な様子でした。
最後に検査課の様子をご覧いただきました。
検査課で使用する機器は非常に精密な機械で、東日本大震災の時には、たった数センチ動いただけでも正常動作確認を終えるまでに長期間かかりました。
献血は、種類にもよりますが16歳からご協力いただけます。皆さんの学校にも献血バスがお邪魔する機会があるかと思いますので、その際にはぜひ、献血にご協力いただければ幸いです。
また、本日学んでいただいたことが、皆さんの進路選択に少しでも役立ちますように。血液センターの職員として再会できる日がやってきたら素敵ですね。
宮城県石巻北高等学校の皆さま、ありがとうございました!