平成29年6月28日(水)に、加美町広原地区交通安全母の会の皆さまが、献血の現状や当施設の役割を学ぶため見学にいらっしゃいました。
始めに、私たちが担う血液事業について、スライドを用いて説明しました。
テレビドラマなどの影響により、輸血は交通事故などの大量出血時に行われるイメージがありますよね。
ところが実際は、輸血用血液製剤の多くは病気と闘う方の日々の治療に用いられているのです。
見学コースでは、まず輸血の歴史について説明しました。
世界で初めての輸血を受けた患者さんは、果たして助かったのでしょうか?答えはぜひ、見学にお越しいただき確かめてみてください。
製品化された輸血用血液製剤は、東北6県の各血液センターへ輸送するため、また、東北6県分の必要在庫を保管しておくため、製剤課から需給管理課へと運ばれます。
一日に数回しかない出荷のタイミングに運良く巡り合うことが出来れば、このように自動搬送される様子をご覧いただけます。
最後に質疑応答の時間を設けさせていただきます。
皆さまの疑問に、わかりやすく丁寧にお答えすることを心がけています。
献血種別により基準は異なりますが、献血には16歳から69歳までの方にご協力いただけます。「私はきっと出来ないわ...」なんて諦めずに、献血バスや献血ルームを見かけたら気軽に職員にお声がけください。
また、見学にお越しいただき学んでいただいた知識や現状を、命をつなぐ広報マンとして、ご家族やご友人にお話しいただければ幸いです。
加美町広原地区交通安全母の会の皆さま、ありがとうございました!