平成29年8月30日(水)に、一関市花泉赤十字奉仕団の皆さまが、赤十字の成り立ちや献血の現状について学ぶため、見学にいらっしゃいました。
はじめに、赤十字思想の誕生や日本赤十字社の組織について、スライドを用いて説明しました。
日頃の地域に根差した赤十字奉仕団活動について、皆さまに御礼申し上げました。
皆さまの活動は、東日本大震災の被害を受けた方々にも、たくさんの笑顔と癒しをお届けしたに違いありません。皆さまも同じ被災県にお住いの方々、本当に頭が下がる思いです。
ご希望の所要時間にもよりますが、献血についてのドキュメンタリー映像をご覧いただくことも可能です。小児がんと闘った男の子のお話をご覧いただきました。実際に輸血を受けた方やご家族の声を聞くことで、更に献血の重要性を理解していただくことが出来るのではないでしょうか。
見学コースでは、献血キャラクターの「けんけつちゃん(通称チッチ)」がお出迎えし、案内役を務めてくれます。 実はこの「けんけつちゃん」、全国47都道府県それぞれの特産品や名物に関連した、「ご当地けんけつちゃん」が存在するんですよ。
輸血の歴史についてのご説明では、皆さん「へえ~」「うんうん」と、驚きと発見の表情を見せながら熱心に聞いて下さいました。
皆さまのこうした反応は、ご案内させていただく私たちの励みとなります。
私たち日本赤十字社の活動は、全国約126万人(平成29年3月末時点)のボランティアの方々に支えられています。血液事業においても、献血の呼びかけやキャンペーン時の料理の振舞いなど、たくさんの皆さまにご協力いただいています。
今後とも、血液事業へのご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げるとともに、皆さまにとって更に血液センターが身近な存在となることを願っております。
一関市花泉赤十字奉仕団の皆さま、ありがとうございました!