平成28年3月10日(木)
本日は、中部看護専門学校(愛知県名古屋市)の皆さまが、献血の現状や、血液製剤の製造工程を学ぶために、施設見学にいらっしゃいました。
はじめに、愛知県赤十字血液センター品質情報課長による講義を受講いただき、血液センターにおける看護師の役割や、血液製剤の製造工程、若い方の献血率が低下している血液事業の現状などを説明させていただきました。
製剤部門
製剤部門では、副作用を起こす可能性がある白血球を除去した後、赤血球と血しょうに分離し、それぞれのバッグに分ける工程をご覧いただき、献血された血液が輸血用血液製剤として医療機関に届けられるまでの流れについて説明させていただきました。
供給部門
供給部門では、成分ごとに適した温度で保管されている血液製剤をご覧いただき、特に、血小板製剤は有効期間が4日間と短く、皆さまからの継続的な献血へのご協力が必要であることを説明させていただきました。
見学後のアンケートでは、「輸血用血液製剤の製造工程がよく理解できました」、「輸血を必要としている患者さんのために、自分も献血に協力したい」などの感想をいただきました。
本日ご覧いただいたことやお聞きいただいたことを、今後の勉強に活かしていただき、ぜひ献血にもご協力いただければ幸いです。
本日はお越しいただきありがとうございました。