平成29年1月12日(木)
本日は、日本赤十字豊田看護大学1年生の皆さまが、「赤十字看護大学の学生として日本赤十字社の重要な事業の一つである血液事業や献血について理解を深めること」を目的として、施設見学にいらっしゃいました。
はじめに、愛知県赤十字血液センター所長から血液センターの役割や安全な輸血用血液製剤を患者さんのもとに安定的にお届けできるように業務運営を行っていることなどをお話させていただきました。
その後、東海北陸ブロック血液センター学術情報課長による献血セミナーを受講していただき、血液センターで働く看護師の業務や血液製剤の製造・保管方法等について学んでいただきました。
供給部門
供給部門では、それぞれの輸血用血液製剤の保管の様子をご覧いただきました。血液バッグには血液型ごとにA型は黄色、O型は青色、B型は白色、AB型は赤色と決められた色のラベルが貼られています。これは、輸血を必要としている患者さんのもとに血液をお届けする際や、実際に輸血する際に、血液型間違いを防止するためのものであることを説明させていただきました。
検査部門
製剤部門
見学後のアンケートでは、「献血はしたことがあるが、どんな過程を経て患者さんのもとに届けられているのか知らなかったので、今回知ることができてよかった。」「街で献血呼びかけを見たことはあるが、献血したことはなかった。血液製剤は長期保管ができないと知ったので、積極的に献血したいと思った。」などのご感想をいただきました。
本日見たこと・学んだことを周囲の方にお伝えいただくとともに、将来の職業選択にも活かしていただければ大変幸いです。
本日はお越しいただきありがとうございました。