平成29年3月7日(火)
本日は、学校法人・専門学校 名古屋医専の臨床工学学科2年生の皆さまが施設見学にいらっしゃいました。
はじめに献血セミナーを受講していただき、1日約3,000名の方が輸血を必要としていることや若年層の献血者が減少していることなどをお話させていただきました。また、皆さまは臨床工学技士を目指しているということで、成分採血装置や血液製剤の製造工程についても学んでいただきました。
検査部門
製剤部門
製剤部門では、輸血の際に副作用の原因となる白血球を除去しています。血液成分の一つである白血球は、輸血されると患者さんの細胞を異物と思い込んで攻撃してしまうため、「白血球除去フィルター」を用いて除去しています。皆さまにはその様子を実際にご覧いただくことができました。
供給部門
見学後のアンケートでは、「献血された血液が輸血用血液製剤になるまでの一連の流れがわかって興味を持ったので、もっと詳しく勉強したいと思った」、「検査工程や製造工程で使う機械を見ることができて良かった」などのご感想をいただきました。
本日見たこと・学んだことを周囲の方にお伝えいただくとともに、将来の職業選択にも活かしていただければ大変幸いです。
本日はお越しいただきありがとうございました。