平成29年8月29日(火)
本日は、成城大学 社会イノベーション学部の皆さまが「生命倫理・ライフサイエンスに対する学び」の一環として、施設見学にいらっしゃいました。
はじめに、愛知県赤十字血液センター所長による献血セミナーを受講していただき、血液の役割・有効期間についてや若年層献血者が減少していることについて学んでいただきました。また、現在注目されている人工的に血液をつくる技術については、まだ研究段階であり、当面は現在のように献血で輸血医療を支えていく必要があることも説明させていただきました。
検査部門
製剤部門
献血していただいた血液はまず、製剤部門で白血球の除去を行います。血液の成分である白血球は、輸血に使用されると副作用の原因になるため除去しています。皆さまには、「白血球除去フィルター」を使った除去の様子を間近でご覧いただくことができました。
供給部門
見学後のアンケートでは、「献血バスは見たことがあるが、献血した血液がどうなるのか知らなかったので、検査部門や製剤部門を間近で見れて良かった。」「今日の見学で献血への抵抗感がなくなった。友達にも献血について伝えたいと思う。」などのご感想をいただきました。
本日学んだことや感じたことを、ぜひご家族や友人にもお伝えいただき、献血にも積極的にご協力いただけますと幸いです。
本日はお越しいただきありがとうございました。