平成30年1月29日(月)
本日は、中部大学 生命健康科学部3年生の皆さまが研修の一環として施設見学にいらっしゃいました。
はじめに、愛知県赤十字血液センター副所長による献血セミナーを受講していただき、血液には有効期間があることや、輸血用血液製剤はすべて献血でまかなわれていること、若年層の献血者が減っていることなどを学んでいただきました。
検査部門
検査部門では、担当職員からの説明をお聞きいただきました。献血していただいた血液は血液型検査や感染症検査を行い、安全と認められたもののみ輸血用に使用しています。特に核酸増幅検査は、非常に感度が高いため、ウインドウ・ピリオド(ウイルスに感染していることを検査で検出できない期間)を短縮することができ、血液の安全性を高めることができます。
製剤部門
将来、臨床検査技師を目指している皆さまは熱心に職員の説明を聞いてくださり、「白血球を除去するための放射線照射はどのように行っているのか」「若い世代の献血者を増やすにはどのような工夫をしているか」など多くの質問をしてくださいました。
供給部門
また、見学後には多くの方に献血にもご協力いただきました。誠にありがとうございました。
見学後のアンケートでは、「献血血液は事故などで多く使われると思っていたが、実際にはがんの治療で一番使われていることがわかった」「初めて献血したが、思ったより怖くなかった。また、多くの質問に答えていただいたので就職活動にも役立てたい」などのご感想をいただきました。
本日学んだことを将来の職業選択にも活かしていただき、また、継続的に献血にもご協力いただければ幸いです。
本日はお越しいただきありがとうございました。