新型コロナウイルス! 献血への影響について【第九報】
■献血のお礼とこれまでの状況
今週も、前週の献血の状況をお伝えします。
5月24日(日)~5月30日(土)の1週間は、目標人数に対してマイナス168人でした。
新型コロナウイルスの感染が拡大した2月からの月別献血状況は下表のように推移しました。
2月から5月までで63,287人の皆様に400mL献血のご協力をいただきました。
一時的に献血のご協力者数が減少してしまい、北海道外から847人分の血液製剤を受け入れるなど、深刻な状況となりましたが、皆様のご協力により、緊急事態宣言下におきましても医療機関へ安定的に輸血用血液製剤をお届けすることができました。
皆様のご協力に厚く御礼申し上げます。
■献血のお願い
献血は、輸血を必要とする患者さんの命を繋ぐため、新型インフルエンザ等対策特別措置法において事業の継続が求められており、献血は不要不急の外出にはあたりません。
今回、緊急事態宣言は解除されましたが、医療機関では、延期されていた手術の再開などが予定されており、今後は、皆様の献血へのご協力がますます必要になります。
また、新型コロナウイルス感染症が終息したとしても、北海道では1日に約700名の献血協力が必要です。
皆様におかれましては、継続的な献血へのご協力をいただきますようお願い申し上げます。
■献血に来られる際には、ご予約をお願いします
各献血会場では徹底した感染予防策をとっており、安全な献血会場の運営に取り組んでおりますが、献血される方が一時期に集中すると、密集や密接が生じ、感染予防対策に影響します。 また、有効期間のある輸血用血液を必要量に応じ継続的に確保していくために、ご予約をお願いしています。
ご予約による献血にご理解とご協力をお願いいたします。
■継続的なお願い
新型コロナウイルス感染拡大による献血の影響に関する情報発信につきましては、第九報をもって終了とさせていただきますが、今後も当ホームページで輸血医療を支えるための情報発信をさせていただきます。
引き続き献血へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
※第一報はこちら、第二報はこちら 、第三報はこちら 、第四報はこちら、第五報はこちら、第六報はこちら、第七報はこちら、第八報はこちらをご覧ください。