
東京都学生献血推進連盟、東洋大学
小林 遼平さん
【SNSで広げる献血の輪】
この度、私は献血回数が50回を迎えました。そしてこれまで、献血の度にSNSでその体験を発信し続けてきました。
献血というと、「針が怖い」「体に悪影響があるのでは?」といったイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし、私の経験上、SNSでの発信はこうしたネガティブなイメージを払拭し、周囲の献血に対する印象を変えることができると実感しています。
実際に、私の投稿を見て献血に興味を持ってくれた友人が何人もいます。例えば、「献血をしてきた!アイスが美味しい!」といったシンプルな投稿で、意外な人に響くことがあります。インフルエンサーでなくても、気軽に自分の体験を発信することで、献血の輪が広がっていくと信じています。
また、理由があって献血が出来ない方でも献血を広めていただくことで関わることができます。私は、東京都学生献血推進連盟という団体に参加し、週末には献血呼びかけのボランティアを行っています。このような活動もSNSで発信することで、同世代の人たちに献血へのハードルを下げてもらうきっかけになれば嬉しいです。
献血をすることだけでなく、その体験を共有すること。それが、より多くの人に献血について知ってもらい、献血の輪をもっと広げられたらと願っています。