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ありがとうの声

小泉 博美 様から「ありがとうの声」をいただきました

「輸血の恩 献血で恩返し」先日、献血に行ってきました。20年くらい前に母ががんで入院していた時、献血の意義を改めて認識しました。当時、貧血がひどくなってきた母に対し、主治医から「輸血が必要」と説明されました。「私の血液型は母と同じです」と伝えましたが、検査や洗浄の問題から「今すぐ輸血には使えません」とのことでした。輸血すると一時的には体力は回復するものの、またすぐに腹水がたまりました。つらい日がくりかえされ、母は「博美、こんなこといつまで続けるのか」と言ってきましたが、「治るまで」と言うしかない私に、母は黙ってうなずいていました。

どなたかの献血のおかげで母は生き永らえることができました。感謝しかありません。私自身、母が亡くなった年齢に近づいていますが、献血は69歳までできるということですので、息子としては、母が輸血してもらっていた年齢までは献血できればと思っています。この年齢まで献血できる健康な体に生んでくれた母に感謝しています。小泉博美(令和5年10月2日付福井新聞こだま掲載)

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