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「こころ」をありがとう

「福井県献血累計200万人記念式典に参加して」

File.24 2014年4月22日

福井献血累計200万人達成者 桂田 文恵さん

福井県献血者累計200万人達成

献血に対して、強い意識がなく今まで続けていたのですが、「福井県赤十字血液センター献血者200万人達成」という節目に立ち会えたことで、気持ちが新たになりました。

たまたま献血車を見かけた、とか、時間が空いちゃったな、とか、いつもぼんやりとした気持ちで献血をしていたのですが、セレモニーのニュースがテレビや新聞に取り上げられ、それを見た知人たちと献血について話をして気づかされました。「貧血でひっかかって、一度もできたことがない」「持病があるから献血ができない」献血をしたいと思っていてもできない人がいるのです。

なにかの役に立てるという機会に、健康な自分というそのままでめぐりあえるのです。

医学や技術が進歩しても代用品のないものがあり、そのひとつである血液。

たくさんの患者さんの助けになる献血は「繰り返し提供できる」ということを改めて考えさせられる機会となり、そして自分自身を思うことにもなりました。

食事と睡眠をきちんととって、自己管理をしていこう、健康が自分のためにもなるし、誰かのためにも大きな力になるのだから。献血後に血液検査の結果を知らせてくれる通知はすごく便利だし、このまま続けていきたいという積極的な気持ちになりました。

また、「わたしは献血してるよ」と声に出して言ってみる、誘ってみることも大切かな、と思いました。

実行している人が身近にいれば、献血が特別なことではなく、「休日に映画を見る、散歩に出かける」というのと同じ感覚で、献血を思いつく人が増えるきっかけをつくりたいと思います。

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