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ありがとうの声

「恩返しがしたい」【愛媛県在住:そうよよさん】

2018年12月、娘がもうすぐ9ヶ月になる頃、川崎病になった。高熱が続き、首を痛そうに押さえる姿にいつもと違うと感じ、病院に行くと、大きな病院を紹介され入院となった。翌日、BCGの予防接種跡も赤く腫れ、舌も苺舌になり、川崎病の症状が出たということで、免疫グロブリン投与となった。その時は、血液製剤ということを言われた気がするが、初めて聞く言葉の連続で不安でいっぱいでほとんど頭に入ってこなかった。初めてのクリスマスは病院で過ごし、先生たちがサンタになってやってきた。免疫グロブリン投与の効果が出て、娘に笑顔が戻り、お正月までに退院することができた。その後、5年間の経過観察を続け、小学校入学前には、経過観察も終了した。今、楽しく小学校に通っている。

川崎病は娘がなるまで、全く知らない病気だったが、それからは、新聞や本に川崎病という文字があると気になり読むようになった。

そして、2025年6月に献血に行ったときにもらった赤十字NEWSを読んで驚いた。あの免疫グロブリンは献血の血液からできていたことを。15年ぐらい前から、職場の人が献血いいよって教えてくれてから、なんとなく近くで献血がある時は行っていた。結婚してから、私が献血に行くのを見て、夫は私より献血に行っていた。

川崎病の免疫グロブリンが献血の血液で作られていることを2人で知って、献血行っててよかった、こらからもできるだけ献血に行こうと話した。夫は毎回、献血ができているけど、私は、濃度が足りなかったり、血液が取れなかったりしたことがある。これからは、食べ物にも気をつけ、水分も毎日たくさんとり、なるべくたくさん歩いて、献血できるようにしたい。娘の免疫グロブリンの恩返しがしたい。

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