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【献血セミナー】高知で笠井信輔アナウンサーにご講演いただきました

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 日本赤十字社では、令和4年9月より展開している「めぐる献血プロジェクト」の一環として、輸血経験者による献血セミナーを全国で実施し、中国四国地域においては、近森病院附属看護学校(令和4年9月30日)と高知県立高知追手前高等学校(令和5年2月3日)の2校で、フリーアナウンサーの笠井信輔さんにご講演いただきました。

 

 笠井さんは、血液のがんである悪性リンパ腫を発症した際、入院治療中に赤血球と血小板の輸血を受けた経験を交えて、献血の重要性を学生に向けて話してくださいました。治療中は、コロナ禍の外出自粛の影響により献血者が減ったことや、自身がRhマイナスの珍しい血液型であったことで直ぐに輸血を受けられなかったり抗がん剤の副作用による激しい頭痛に見舞われたりと、辛い体験をされたそうです。

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 近森病院附属看護学校では、「わたしを支えてくれたのは22人の看護師の皆さんでした。」と、当時担当してくれた医療従事者への感謝の気持ちなどを語ってくださり、学生達も真剣な眼差しで聞き入っていました。セミナー後には、移動採血バスによる献血を実施し、受付34名の内28名に400mL献血のご協力をいただきました。殆どの学生が初めての献血であり、笠井さんの講演が一歩踏み出すきっかけになったようです。

  

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 高知県立高知追手前高等学校では、学生達から「輸血治療を受けている人(家族)に何をしてあげたら良いか」「輸血経験があるため献血ができない自分には、代わりに何ができるのか」といった質問がありました。笠井さんは、その一つ一つに真摯に回答してくださり、「献血ができない方は、献血ができる周りの方(友達)へ是非勧めてください」「献血ができる年齢になったら皆さん献血してください」と呼びかけてくださいました。

 

 今回の献血セミナーが、献血の必要性や輸血で助かる患者さんが多くいらっしゃることを皆さんに改めて知っていただく機会になれば幸いです。

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