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全国の献血に協力した人の声

楽しみながら人の命を救える、献血をもっと身近に。

四位笙子さん

四位 笙子(しい しょうこ)さん

【私が献血をする理由】

献血をするのは義務ではない。そして、少なからず体に針を刺し、血を抜くため、多少の体への負担があります。だから献血をするには、人それぞれ、多種多様な動機やきっかけがあるのです。
私の場合、献血に興味を持ったのは父の影響。家族が買い物をしている間の待ち時間で、ふらっと献血に行く人でした。そんな父の姿を見ていた私は、献血ができるようになった高校3年生の夏、学校帰りに駅前広場に献血バスが止まっていたのを見て、なんとなく、ふらっと献血させていただいたのがデビューのきっかけでした。
そこからしばらく間があいて、なかなか献血するタイミングに恵まれず社会人に。
会社勤めの間は、たまに時間がある時にはルームに献血に寄る程度。
父も当たり前にしていた献血。少しでも人のためになればと、私もできるときにやろう、という感覚でした。
毎月献血に通うようになったのは、5年ほど前から。30歳になる年に、フリータレントとして独立し、全ての仕事やスケジュールを自分で管理するようになりました。
そんな中で、"献血に行く"ということが、月初に神社に参拝するような、自分の中で精神的な部分で一つの儀式のような?大切なイベントの一つとなりました。
通っていくうちに、献血の回数を重ねることもやりがいの一つになり、ポイントが貯まったり、毎回いただく様々な記念品や季節ごとのキャンペーンも楽しみに。
また、看護師さん・スタッフの皆さんとのコミュニケーションも、献血ルームに立ち寄る理由の一つ。献血者が少ない平日の夕方に予約をして行くことがほとんどなのですが、血液が足りないタイミングで協力したいという思いと、スタッフさんとゆっくりお話したいなという理由もあります。お菓子やドリンク・漫画を読めるし、採血中は私にとってリフレッシュの時間、採血後は、また新しい血が造られるという前向きな気持ちになれるんです。
毎月の血液検査や採血で、「濃くて良い血ですね~」などと褒められるのもとても気分がいいものです(笑)毎月検査するので健康管理にも役立ちます。
こんなに充実していて人の役に立てるなんて、献血って素晴らしくないですか?
私にとっては、献血は趣味であり、大切な習慣・やりがいの一つとなっています。

【献血できることに、させていただけることに感謝。】

献血できるって、当たり前のことではない。過去に輸血をしていたり、持病や病歴があったり。年齢などをはじめ様々な制限や基準があります。健康でも、どんなにやりたくてもできない人がいる。
実は昨年の9月から、月に1~2度のペースでYouTubeの献血の動画を更新しています。
そんな殆どプライベートのような動画に、全国の方からコメントを頂いたり、触れ合う機会を頂いて、改めて献血ができて、ラッキーだなと思うようになりました。
献血できないから不幸というわけではない。それぞれの生活や状況がある中で、人のためになりたいと思ったり、単純に何かの理由で"献血したい・してみたい"と思う時に献血ができる、いろいろな条件のもと献血ができるというのは、とてもありがたいことだと思うようになり、自分自身が今、"献血させていただける"ということに深く感謝するようになりました。今自分が献血を楽しめているのは支えていただいている皆さんのおかげです。"わたしはやりたくても献血ができない"という皆さんのメッセージからも、"できることが当たり前じゃないんだ"と、献血を続けるパワーを頂いています。
私は献血できるんだ!献血に行ってみよう!明日は時間があるから、献血に行こう!
明日なにする?一緒に献血に行かない?
献血をできる人が、もっと当たり前に献血を楽しむ。そういう方が少しでも増えるように、献血の楽しさや素晴らしさをもっと知っていただきたい。
そのために私は、趣味として献血を楽しみながら、その発信をこれからも続けていきたいと思います。

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