
堀内 徳真 さん
【献血との出会い】
私が大学受験のために通っていた予備校のすぐ下が献血ルームで、「献血を口実にすれば勉強サボれるんじゃね?」というワルい発想のもとルームを訪れたのが私と献血の出会いでした。結局初回は色々あって献血できなかったのですが、にもかかわらず職員さんが凄く親切にしてくださって、「次は絶対に献血しよう」と思ったんですね。
そして2回目。採血ベッドに寝ながら、看護師さん達から「私は王侯貴族か?」と思うくらいの手厚いケアをされた私はすっかり献血の魅力に取り憑かれました。気分が落ち込みやすい受験生にとって自己肯定感を超上げてもらえる献血ルームは心のオアシスとなり、無事現役合格に成功。入学後、「献血の魅力を知らないなんて勿体無い!!」という思いから、学生ボランティアとして献血啓発も行うようになりました。
【献血って楽しい】
現在、少子化の影響もあって30代以下の献血者数が年々減少しています。献血に対する不安なイメージが影響しているのかもしれないな、と思いながら、「献血って楽しい」という気持ちを広げていきたいなと考えています。
私は大学4年間かけて近畿内の全ルームを巡りましたが、何処も個性的でそれぞれ違った魅力があり、とても楽しく感じました。「人助け」「救命」と聞くと重く感じてしまいますが、もっと気軽に「趣味は献血です」という人が増えたらいいなと思います。
【#日常に献血を】
最後にどうしても言いたいのが「献血への協力≠献血」ということです。
採血基準に満たず献血できない方、献血できなくなった方でも、献血への協力はできます!
SNSや日常の会話で、ちょっと献血を話題にしてください。そして、みんなが持っている献血への距離感を少しでも縮めてください。
「献血を身近に」「日常に献血を」
献血の輪を広げるために、出来ることは一つだけではありません!
 
							
