3月6日(月)株式会社ライジング松阪工場/明和工場 様へ献血に伺いました。
昨年度から担当者様より社会貢献活動の一環として献血協力の申し出をいただき、今回で4回目のご協力をいただいております。当日は、大阪の本社から献血現場に社長の西田様がお見えになりました。
今回、松阪工場ご担当の川口者様に、展開されている事業や献血にあたってのご苦労等をお聞きしました。
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〇事業内容を教えてください。
小ロット・多品種製品を得意する事務機器・精密機器の製造を行っております。
開発・設計からEMS、ODM生産におきまして、幅広く臨機応変な技術力と対応力で「世界一の製造の黒子」を目指しております。
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〇担当になって何年目ですか?実際に担当された感想をお願いいたします。
今年で2年目、今回4回目の献血です。献血当日検査で献血できない方がなるべく出ないよう、基準値・服薬チェックなどを事前に行うようにしています。
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〇献血が実施される際、どのようにPRされていますか?
初回より弊社社長の提案で、ご協力いただいた方に栄養満点の豪華お弁当を提供しております。協力いただいた方の健康維持も大切にし、また次回の献血協力に繋がるようにとの考えです。
また、若い社員が多く献血に協力したいけれど初めてで迷っているという方も、お弁当が献血に一歩踏み出すきっかけにもなっているようです。
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〇社長の西田様より
「企業の社会的責任」を実行するため今回の献血活動を企業文化のイベントとして考えております。 献血で社員の方が、救命活動に参加しているということに共感していただければ意義深いと考えます。
豪華お弁当を提供致しましたのは行動を起こす「トリガー」になればという思想です。 永く継続できる様、会社として今後も仕掛けを考えて参ります。
〇血液センターより
「あなたにとって"献血"とはなんですか?」とお伺いしたところ「救命活動への共感」という言葉をいただきました。
救命の持つ言葉の意味は"危険にさらされたひとのいのちを救うこと"。輸血を必要とされている方の中には、一刻を争う局面に身を置かれている患者さんもいます。状況によっては沢山の輸血用血液製剤を必要とすることもあります。
医療の現場で患者さんの治療に直接携わるのは、医療従事者の皆さまですが、患者さんに輸血する血液は、献血活動にご理解とご協力いただく方々の存在がなくては成立しません。
献血会場では実際に輸血を必要としている患者さんを目にすることはないため、実感が湧かないかもしれませんが、献血に協力した先には血液を必要としている人がいて、医療従事者の方々と一緒に、確かに「誰か」のいのちを救う助けになっています。
昨今、献血を取り巻く状況は少子高齢化とともに若年層献血者の減少も深刻化しており、将来にわたって輸血医療に必要な血液を安定的に確保していくためには、若い世代の方々に献血へ興味関心をもっていただくことも課題となっています。
ライジング様では社長の西田様のご提案で、若い世代の方が参加しやすくするためのきっかけづくりと、継続的な献血協力に繋がるよう取り組みを展開いただいています。
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当日は松阪工場様と明和工場様併せて60名を超える社員の方々に、協力のお時間を調整していただいたこと改めて感謝いたします。
血液センターとしても、たくさんの方に献血の大切さを知っていただけるよう、これからも呼びかけを続けていきたいと思います。
今後とも血液事業へのご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。
本当にありがとうございました。