4月18日献血ルームだんだんにて、松江市在住の出川さんが最後の献血をされました。
出川さんは、4月20日に70歳のお誕生日を迎えられました。
出川さんは、24歳頃、バスの運転手になってから献血を始めたそうです。その頃は、まだ成分献血はなく全血献血にご協力いただいていましたが、成分献血が導入されてからは、仕事の合間にルームへ足を運んで成分献血をしていただいていました。
「血液が不足しないように・・・」という思いと、自分の健康管理のために献血を続けてきたそうです。献血後に検査データが送ってくるたびに前回のデータと比較して見ていたとのことでした。
最後の献血を迎えて、
「約45年間献血協力してきて、献血手帳・検査データ・記念品などすべて大切に保管しています。仕事上、全国いろいろな所を訪れましたが、時間があればその街の献血ルームを訪ね献血をしてきました。
先日も仕事で他県に行き献血ルームを見つけましたが、最後の献血は島根でしよう!と思って来ました。」と
笑顔で話してくださった出川さん。
様々な土地でのお話や他の献血ルームの様子もたくさん聞かせてくださいました。
出川さんは718回で献血を終えられました。出川さんは謙虚に「自分の健康管理のために献血を続けてきました。」とおっしゃっていますが、それだけで40年以上献血を続けられるものではありません。出川さんのような方が血液事業を支えてくださり、患者さんに血液をお届けできるのだとつくづく感じます。
出川さん、長い間、本当にありがとうございました!