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所長のつぶや記

所長ごあいさつ(令和元年10月)

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 今月22日は、19世紀の作曲家・ピアニストのフランツ・リストの誕生日です。彼のピアノ演奏は激しく、時にピアノを壊してしまうこともあったとか。ルックスの良さからアイドル的人気を博し、失神する女性ファンが続出したとの逸話があります。私生活は派手で、スキャンダラスだったようです。そんなリストを思いながら、秋の夜長にラ・カンパネラを聴いてみるのもいいのではないでしょうか。

耳際に松風の吹く夜永かな(一茶)

 ラグビーワールドカップで日本中が盛り上がっています。学生時代にラグビーをやっていた私としては、興奮の毎日です。日本代表はロシアに快勝し、大方の予想を覆して優勝候補のアイルランドからも勝利をもぎ取りました。念願のベスト8入り、いや、優勝を目指してがんばれ!日本代表!!

 ラグビーは体と体がぶつかり合い危険を伴うスポーツですので、フェアプレーが求められます。フェアプレーの基本は、ルールを正確に理解しそれを守ろうと努力することです。ラグビーでは試合中にタックルをしますが、タックルする相手はボールを持った選手に限られ、ボールを持たない相手にタックル(ノーボールタックル)することは非常に危険なため禁止されています。30年以上前のことで詳細は忘れましたが、ラグビーの試合(外国チームと日本のチームだったように思います)がテレビ中継されていました。ある選手がボールを持った相手選手にタックルしようとしたところ、相手選手はボールをキックしてボールを持たない状態になりました。タックルをしようとした選手は、相手選手がボールを持っていないため直前に自分の体をひねってタックルを止めました。彼は無理に体をひねったため自分の体を痛めてしまいました。これぞラガーマンだと感動したことを覚えています。

 またフェアプレーとは、レフリーに対して敬意を払うことでもあります。レフリーは両チームが公平にプレーできるように判断を任せた人です。人間である以上間違いもするでしょうが、信頼して判断を任せなくてはなりません。試合中に、選手がレフリーに対し不満やクレームを言っている場面を見たことがありません。

 対戦相手にも敬意を払ってプレーすることもフェアプレーの精神です。ラグビーでは試合の終了をノーサイドといいます。サイドは「もう無い」という意味です。相手に敬意を払ってプレーしているからこそ、戦い終えたら両軍のサイドが無くなって同じ仲間だという精神です。

 「One for all, All for one」。ラグビー精神を表す言葉として知られ、一般的には「みんなは一人のために。一人はみんなのために」と訳されています。前回のワールドカップで活躍した五郎丸歩選手によれば、これは「全員で勝つために、一人ひとりが全力で役割を果たす」ことだと言います。

 一人ひとりが役割を果たすことは、ラグビーに限らずどの社会でも必要なことです。誰もが健康で幸せな人生を送ることを願っています。しかし、病に倒れることもあります。病に苦しんでいる人をサポートすることは、健康な人が果たすべき役割だと思います。

 献血は健康な人ができるサポートの一つです。皆様のご協力をお願いいたします。

令和元年10月

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