その昔、父が急に倒れ意識を失ったとき、救急車で運ばれ、緊急手術を行いました。 大動脈解離でした。
医師が、まだ若い父の生きる可能性を信じて、本当にたくさんの血液を使って対処してくれたことを今でも覚えています。
結果、父は帰らぬ人となったのですが、献血があることで、ほんの少しの可能性を信じて治療に集中し、
充分な血液を分けてもらえる仕組みの大切さ・重要さが身に染みた瞬間でもありました。
もし献血がなければ、わずかな可能性を追うことすらできなかったのだと思います。
本当に感謝しかないです。 これを機に、どこかの誰かが分けてくれた血液の恩は、
自身の献血活動で返したいと思い、日々献血を行っています。
どうか私の献血が、同じ境遇にあった誰かの役に立てますように。
札幌市 40代女性