患者さんへの輸血の安全性を高めるために、献血には種類があります。

患者さんへの輸血の安全性を高めるために、献血には種類があります。
― 200mL献血【医療機関からの要請状況により、お断りする場合がございます。】
― 400mL献血【特に必要!!】
所要時間:30~40分
できる場所:献血ルーム、献血バス
― 血漿成分献血
― 血小板成分献血【特に必要!!】
現在、400mL献血と血小板成分献血が特に必要とされています。
400mL献血・血小板成分献血の必要性献血いただく方の健康を守るために、さまざまな基準を設けています。
問診などで献血をご遠慮いただく場合がございますので、どうぞご理解をお願いします。
献血の種類 | 全血献血 | 成分献血 | |||
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200mL | 400mL | 血漿 | 血小板 | ||
1回献血量 | 200mL | 400mL | 600mL以下 (循環血液量の12%以内) |
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年齢 | 16~69歳 | 男性:17~69歳 女性:18~69歳 |
18~69歳 | 男性:18~69歳 女性:18~54歳 |
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ただし、65~69歳の方については、60歳に達した日から65歳に達した日の前日までの間に献血の経験がある方に限られます。 | |||||
体重 | 男性:45kg以上 女性:40kg以上 |
男女:50kg以上 | 男性:45kg以上 女性:40kg以上 |
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最高血圧 | 90mmHg以上 180mmHg未満 | ||||
最低血圧 | 50mmHg以上 110mmHg未満 | ||||
脈拍 | 40回/分以上 100回/分以下 | ||||
体温 | 37.5℃未満 | ||||
血色素量 | 男性:12.5g/dL以上 女性:12.0g/dL以上 |
男性:13.0g/dL以上 女性:12.5g/dL以上 |
12.0g/dL以上 (赤血球指数が標準域*にある女性は11.5g/dL以上) *標準域 MCV:81~100(fL) MCH:26~35(pg) MCHC:31~36(%) |
12.0g/dL以上 | |
血小板数 | - | - | - | 15万/μL以上 60万/μL以下 |
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年間※総献血量 (1年は52週として換算) |
200mL・400mL全血を合わせて 男性:1,200mL以内 女性:800mL以内 |
- | - | ||
年間※献血回数 (1年は52週として換算) |
男性:6回以内 女性:4回以内 |
男性:3回以内 女性:2回以内 |
血小板成分献血1回を2回分に換算して血漿成分献血と合計で24回以内 |
※ 期間の計算は直近の採血を行った日から起算します。
採血基準は、献血にご協力いただける方の健康を保護するために、国が定めたもので、採血の実施は、問診結果等を踏まえて総合的に判断します。
今回の献血 | |||||
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200mL献血 | 400mL献血 | 血漿成分献血 | 血小板成分献血※4 | ||
次 回 の 献 血 |
200mL献血 | 男女とも4週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男性は12週間後・女性は16週間後の同じ曜日から献血できます。 | 男女とも2週間後の同じ曜日から献血できます。 | |
400mL献血 | |||||
血漿成分献血 | 男女とも8週間後の同じ曜日から献血できます。 | ||||
血小板成分献血 |
※4 血漿を含まない場合には、1週間後に血小板成分献血が可能になります。
ただし、4週間に4回実施した場合には次回までに4週間以上あけてください。