この記念日は血液という「いのちを救う贈り物」をくださる献血者の皆様に感謝するとともに、血液製剤を必要とする患者さんのために献血が欠かせないことを知ってもらう日となっており、世界各国で工夫を凝らした様々なイベント等が行われています。
今年は「世界献血者デー」が始まって20年目にあたり、全世界が「20 years of celebrating giving: thank you blood donors!(祝!世界献血者デー20周年:献血者の皆様に感謝!)(仮訳)」というテーマのもとに心を一つにします。
血液製剤(輸血用血液製剤、血漿分画製剤)を必要とする患者の方々が、いつでも安心して治療を受けられるよう、安全な血液製剤の安定供給を絶やさないため、定期的な献血の重要性が注目されています。
第1回「世界献血者デー」は、国際献血者デー(1995年)・世界保健デー(2000年)を開催した経験に基づいて、2004(平成16)年6月14日に開催されました。
翌年には、世界保健総会決議において毎年1度のイベントとして承認され、また、この決議は血液の安全にかかわる国際機関や団体に対して、「世界献血者デー」の推進や支援を協働して行うよう要請しています。
☆6月14日は、ABO式血液型を発見しノーベル賞を受賞したカール・ラントシュタイナーの誕生日という特別な意味があります。
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