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全国のありがとうの声

あなたの温かい気持ちで命を助けられました

Y・O さん

Y・O さん

【初めての出産は分からないことばかり】

今から10年前、35週で夜中に破水し、住居の千歳から札幌の産婦人科まで救急車で運ばれました。まだ、産前休暇に入ったばかりで出産の準備を全くしておらず何も分からないまま赤ちゃんが無事に生まれるのかという不安と、破水の量も多かったので、ドキドキしながら救急車に揺られていました。病院に到着すると分娩室に通され、分娩台に横になったまま、しばらくの間医師の到着を待ちました。いざ出産すると、あっという間。赤ちゃんは蘇生でかつ35週、2,008グラムという状態でしたので、すぐに保育器に移されました。
まずは一安心、無事生まれて良かったと思ったのも束の間、立ち上がりで力むと出血が止まらず、こういうものなのかなとしばらく様子を見ていました。

【輸血が必要です】

個室で休んでいる間にも力むと出血があり、床に血だまりができました。
看護師さんに「出血で床を汚してしまいました」と連絡すると、すぐに出血の量を測るといわれ、手術室で止血の処理をしました。出血の量が今の時点で1,500㏄です。すぐに輸血が必要です。同意書にサインをと言われ、思わず「もう献血できなくなりますか?」と確認しましたが、仕方ないと言われ、同意書にサイン。すぐに輸血を開始し、違う病院に再度救急車で搬送されました。何度も名前を確認されましたが、意識ははっきりしているし、死んでたまるかという気持ちと、少しの不安を胸に救急車に乗り込みました。

【輸血後にとても元気に】

転院先で麻酔をし、手術を終えました。重度貧血と言われましたが、鉄分のある食事を取り、1週間後には無事元の病院に戻ることができました。
保育器の赤ちゃんにも会えて、頑張ってよかった、もう献血できないけど輸血して命を助けていただいたという感謝の気持ちでいっぱいになりました。
保育器に入っていた娘も今はもう10歳、5年生で元気いっぱいです。
真心を込めて、ありがとうございました!

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