「献血の待ち時間を利用して、折り鶴を作ってみませんか?」
献血ルーム「ばら」の待合ロビーでは、このメッセージとともに折り紙を3年前から置いています。
ご家族で献血に来られ、親子で一緒に折る方、毎回5羽と目標を決めて折る方など多くの献血者に賛同していただいています。
献血ルーム「ばら」がある福山市は、広島市に原爆が投下された2日後の8月8日夜、大空襲があり、市街地の8割が消失し、多くの方々が犠牲になりました。献血ルーム「ばら」では、この日にあわせ集まった折り鶴を「福山市戦災死没者慰霊の像(母子三人像)」へ献納しました。
今年で3年目になるこのプロジェクト。1年目は同じ「福山市戦災死没者慰霊の像」へ、2年目は広島市の平和公園にある「原爆の子の像」へ献納してきました。
献血ルーム「ばら」はこれからも平和への願いを込めて、この活動を続けていきます。