血液センターでは、検診医確保に苦慮している状況があり、全国的な課題となっています。
そこで、訓練された認定インタビュアーを育成導入することにより、検診医業務の軽減化につながると考えられます。認定インタビュアーは、検診医の指示の下で献血者の問診項目の確認・血圧脈拍測定を実施し、献血可否判断を行う専門職務です。
広島県赤十字血液センターでは、2020年度から認定インタビュアーの育成を行っています。認定インタビュアーになれるのは、赤十字血液センターの正規職員であり、看護師のみならず献血推進部門に在籍する一般職員も含まれます。昨年度は看護師2名を育成しました。（下記に認定証を表示）
座学教育プログラムを履修した後、座学試験を受験し（満点で合格）、実地研修を行い、指導検診医による認定試験に合格する必要があります。合格後、運営委員会の承認を経て、ブロック血液センターを通じて本部認定事務局へ認定申請を行い、受理される必要があります。
2名とも無事に受理され、2021年度から実務を行っています！
今年度も看護師2名を育成します。
献血会場で、認定インタビュアーの検診・問診を受けることがあると思います。何卒よろしくお願いいたします‼（検診医による検診・問診を希望する方は、お申し出ください）
