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所長のつぶや記

所長ごあいさつ(令和元年8月)

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 梅雨もやっと明け、朝から降り注ぐ蝉時雨に今日の暑さを思います。暑さ対策をして夏を乗り切りたいと思います。8月の徳島は踊り天国です。踊る阿呆、有頂天の夏です。

手をあげて足をはこべば阿波踊 (岸風三楼)

 「暑さ指数」というのをご存知でしょうか。正式名称は湿球黒球温度といい、気温と同じ「℃」で表します。熱中症の予防を目的として1954年にアメリカで提唱された指標で、環境省の熱中症予防情報サイトに全国840地点の3時間ごとの予測値が提供されています。仕事やレジャーの計画を立てる際には参考にするいいと思います。

 先日、時折日が差し蒸し蒸しする日に2時間ほど慣れない畑仕事をしました。ときどき水分を取りながら作業を行ったのですが気分が少し悪くなりました。軽度の熱中症だったと思います。この時の暑さ指数を調べてみますと(過去のデーターも見ることができます)27.1℃でした。これは、危険・厳重警戒・警戒・注意のうちの警戒にあたり「運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休憩を取り入れる」となっています。学生時代には炎天下で水分補給せずに(昔は練習中に水を飲むと先輩から怒られました)ラグビーの練習をやったという今となっては根拠なき自信で、これぐらいと思ってやったのですが体は思うようにはなりませんでした。情けないです。

 熱中症は、高温多湿な環境に、私たちの体が適応できないことで生じるさまざまな症状の総称です。熱中症が起こるかどうかは、その人の置かれた環境、体の状態、行動の種類・程度によって左右されます。普段から屋外で体を動かしている人にとっては、前述の私の行った畑仕事は問題のなく適応できたものと思います。

 アルコール摂取は要注意です。アルコールには利尿作用(尿量を増加させる作用)があり脱水を起こしやすいのです。ビール1L飲めば1.1Lの水分が失われると言います。ビールはのどを潤しますが体の水分を奪います。深酒した翌朝、水が美味しいのは脱水になっているからだと考えられます。こんな時はスポーツドリンクがおすすめです。

 体内の水分は汗や尿だけでなく呼吸によっても失われます。そのため、自分でも気づかないうちに脱水になってしまうこともあります。のどが渇いていなくてもこまめな水分補給が大切です。高齢者はのどの渇きを感じにくくなっているそうですので特に気を付けて水分を取るようにしてください。自分から訴えることができない小さい子供たちにも水分補給をさせる必要があります。

 献血の場合にも十分に水分を補給していただきたいと思います。脱水は献血で気分が悪くなる原因になります。献血後だけでなく献血前にも水分補給は大切です。例年、夏場には献血者が減少します。一方、輸血を必要とする患者さんが減るわけではありません。体調を整えて献血にご協力をお願いします。

令和元年8月

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