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所長ごあいさつ

着任ご挨拶

 

 県民の皆様には、いつも日本赤十字社の血液事業に温かいご支援・ご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。また、昨年からの新型コロナウイルス感染症でご苦労されている患者様・ご家族の皆様に謹んでお見舞い申し上げるとともに、多忙を極められている医療機関や行政機関のスタッフの皆様に心より感謝申し上げます。

 さて、私は令和 3 年 4 月 1 日付で徳島県赤十字血液センターに浦野芳夫 前所長の後任として着任致しました。私自身の来歴等については、今後、当ホームページ上で少しずつご紹介させていただく機会があると思いますが、昭和 58 年に徳島大学を卒業し、この 3 月末まで約 19 年間、徳島赤十字病院で内科医として勤務していました。今後は、安全な血液製剤の安定供給に取り組んでいくことで、微力ながら徳島県の医療に貢献できればと考えています。なお、私には浦野 前所長のような文才はなく、おそらく無味乾燥な文章になってしまいますが、内科医としての経験を生かした発信を心掛けたいと思います。

 ご存じのとおり徳島県では高齢化が進み、すでに高齢化率(65 歳以上の人口比率)は 30%を超え、全国平均を約 15 年先行しています。そのため、輸血を必要とする高齢の患者様が増える一方で、献血可能な若年人口の減少が続いています。さらには、昨年からの新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛や、少しでも密を避けたいとの心理的動向もあり、献血者の確保が徐々に難しくなってきています。

 当センターでも現状を打開すべく若年献血者への啓発に加えて、各事業所・ボランティア団体様等の支援をいただき、献血者の確保に鋭意努力しているところです。また、感染対策には万全を期し、電話・Web での事前予約を推進するとともに、複数回献血クラブ(ラブラッド)への会員登録をお願いしています。まだ、ワクチン接種も始まったばかりで、しばらくは制約の多い状況が続くことが予測されますが、安全かつ安心な血液製剤を安定的に供給できるように、職員一同、頑張って参りますので、ぜひともご協力賜りますようお願い申し上げます。

                           令和 3 年 4 月

徳島県赤十字血液センター

所長 新谷 保実

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