
R・Mさん
【血液と一緒にもらった元気】
3年程前に大腸がんを患ったとき、私はどうなるのだろうと不安の毎日を過ごしていました。辛い検査を繰り返し内視鏡手術によって腫瘍は摘出されました。しかしながら、肝臓への転移が判明して再び手術をすることになりました。その後も転移した腫瘍を取り除くために3回の再手術を受けて、4回目の時は10時間以上の手術となって、かなり出血もしたらしく輸血を受けたことを先生から聞かされました。どのくらい輸血を受けたか聞いたところ、600cc「3人分」と言われました。
その時に、献血してくれた人によって命が繋がったんだと実感しました。
恥ずかしながら、私が献血をしたのは1度だけ。
借りの方が多くなってしまいましたが、私はもう献血することができません。
4回目の手術から1年以上が経過して、今のところ再発もなく何とか生活することができています。
輸血によって病気が治ることはないと聞きましたが、何か元気も頂いたような気持ちになっています。
あのとき献血してくれた名前も知らない人たちに感謝の思いを伝えたいと考えていたので今回は良い機会となりました。
本当にありがとうございました。