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お知らせ

献血前にご確認ください

はじめに

 本ページは、献血の疑問を少しでも解消することを目的に作成いたしました。

 2020年初頭から世界的な流行がはじまった新型コロナウイルス感染症。
 コロナ禍であっても献血は欠かすことができないため、三密防止や予約制の導入などを取り入れ、今までと異なった形式で献血を実施してまいりました。
 それらに加えて、鹿児島県内での高病原性鳥インフルエンザの発生、大寒波の襲来、インフルエンザの流行もあり、たいへん献血者確保に苦慮する中、
何度も皆様に献血のお願いをさせていただきました。

 献血は、病気の治療や手術などで輸血を必要としている患者さんの尊いいのちを救うために健康な人が自ら血液を無償で提供するボランティアです。

 血液事業は、献血いただく皆様の善意で支えられております。今後とも献血にご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。

最近のトピックス

献血カードのアプリができました!(こちら
服薬・既往歴等の検索ができます(こちら
献血ルーム・献血バスでご協力いただける団体様を募集しております(こちら

献血方法別の採血基準

献血にご協力いただく際は、下記の基準をご確認ください。

献血の実施可否については、献血にご協力いただける方の安全を第一として、国が定めた基準等により、当日の医師が総合的に判定いたします。

全血献血 成分献血
200mL献血 400mL献血 血漿成分献血 血小板成分献血

1回の
献血量

200mL 400mL 600mL以下
(循環血液量の12%以内)
年齢 16歳~69歳※1 男性:17歳~69歳※1
女性:18歳~69歳※1
18歳~69歳※1 男性:18歳~69歳※1
女性:18歳~54歳
体重 男性:45kg以上
女性:40kg以上
50kg以上 男性:45kg以上
女性:40kg以上
血圧 最高血圧:90mmHg以上 180mmHg未満
最低血圧:50mmHg以上 110mmHg未満
脈拍 安静を保った状態での脈拍が40回/分以上 100回/分以下
体温 37.5℃以上の発熱をしていないこと
血色素量
(ヘモグロビン濃度)
男性:12.5g/dL以上
女性:12g/dL以上
男性:13g/dL以上
女性:12.5g/dL以上
12g/dL以上
(赤血球指数が
標準域にある女性は11.5g/dL以上)
12g/dL以上
血小板数 15万/μL以上
60万/μL以下
年間※2(52週)
献血回数
男性:6回以内
女性:4回以内
男性:3回以内
女性:2回以内
血小板成分献血1回を
2回分に換算して
血漿成分献血と合計で24回以内
年間※2(52週)
献血回数
200mL献血と400mL献血を合わせて
男性:1,200mL以内
女性:800mL以内

※1 65歳以上の方の献血については、献血いただく方の健康を考慮し、60~64歳の間に献血経験がある方に限ります。
※2 期間の計算は、直近の採血を行った日から遡って算出します。



そのほかの献血前の注意事項

次の項目に該当する方は、献血をご遠慮いただいております。
献血会場でお配りしている「お願い!パンフレット」をご確認ください。

  • 体調のすぐれない方
  • この3日間に出血を伴う歯科治療(歯石除去を含む)を受けられた方
  • 海外から帰国(入国)して4週間以内の方(滞在した地域・期間によって献血できない期間が異なります)
  • 1980年~1996年の間に、英国に通算31日以上滞在された方
  • 24時間以内にインフルエンザなどの予防接種を受けた方
  • 器具を共用してピアスをあけ、6ヶ月間経過しない方(共用していない場合は、1ヶ月後であればお願いできます)
  • 輸血や臓器の移植を受けたことがある方
  • B型やC型の肝炎ウイルス保有者、エイズ感染の可能性がある方
  • 梅毒などの性病、C型肝炎、マラリアにかかったことがある方



    新型コロナウイルス感染症対策及びワクチン接種者の受入れについてこちらをご確認ください)



    事前予約のお願い

    新型コロナウイルス感染症対策を目的として、県内2カ所の献血ルームと、移動採血会場で予約をお願いしております。

    予約方法は、複数回献血クラブ「ラブラッド」でのWEB予約を推奨しており、希望する予約時間枠の3時間前まで予約入力が可能となっております。
    (ラブラッドはこちらから会員登録をお願いします)

    また、お電話でのご予約も承っておりますので、気軽にお電話ください。お電話いただく際、献血カードをお持ちの方は、お手元にご準備ください。
    献血カードのアプリができました!アプリ版献血カードがあれば、従来の献血カードを持参しなくても受付が可能になります!また、事前に問診回答もできるようになりました!(くわしくはこちら



    献血前の食事と睡眠時間について

    空腹状態で献血すると、気分不良等を起こしやすくなるので、食事をとられてからご協力をお願いします。
    ただし、献血前に、揚げ物やラーメンなどの脂っこい食事や、牛乳などの乳製品を摂取すると、血中に脂肪分が多く含まれ、血液検査値が正しく出ないことがありますので、献血をご遠慮いただく場合があります。
    乳び
    また、睡眠不足も同じように気分不良等の原因となるので、十分な睡眠(5時間以上)をお願いしています。



    骨髄バンクの登録

    献血の事前検査の際に、検体を1本(2mL程度)採取するだけで、骨髄バンクに登録することができます!

    白血病や再生不良性貧血といわれる血液の病気になると、血液をつくる造血幹細胞が働かなくなります。
    それによって、正常に血液を作れず、赤血球や白血球、血小板が役割を果たせなくなり、身体に不調が現れます。薬による治療のほか、健康な方から採取した造血幹細胞を移植することで、正常に血液を造る力を回復させることができます。
    移植するためには、患者さんとドナーさんのHLA型といわれる白血球の血液型を合わせる必要があります。血縁者以外の方とHLA型が合う確率は、数百~数万分の1しかありませんので、多くの登録者が必要です。

    登録をご希望の方は、献血の受付時にスタッフにお声掛けください!ご協力をお願いします。

    骨髄登録が可能な会場はこちら



    心電図検査の実施

    成分献血をご希望される方は、問診項目の中で直近1年以内の心電図実施日(職場の健康診断で計測した日など)をお伺いしています。また、必要に応じて、心電図検査を実施する場合があります。



    保温のお願い

    寒くなると、身体の表面付近の血管が細くなり、採血に時間がかかったり、穿刺(針を刺すこと)ができなくなったりします。採血前の保温にご協力ください。
    献血ルームでは、温かい飲み物もご準備しています。



    献血終了後の注意点

    献血の前後では、水分補給と十分な休憩をお願いしております。また、ごくまれに気分不良や立ちくらみなどの採血副作用が起こる場合もありますので、こちらをご確認ください。



    献血の間隔

    「今回の献血」及び「次回の献血」の組み合わせによって、献血が可能となる期間が異なります。下表をご確認ください。

    1年間に複数回の献血にご協力ください!

    今回の献血→ 200mL献血 400mL献血 血漿成分献血 血小板成分献血
    ↓次回の献血
    200mL献血 男女とも4週間後の
    同じ曜日から
    男性は12週間後、
    女性は16週間後の
    同じ曜日から
    男女とも2週間後の
    同じ曜日から
    400mL献血
    血漿成分献血 男女とも8週間後の
    同じ曜日から
    血小板成分献血
    ※3 血漿を含まない場合には、1週間後に血小板成分献血が可能になります。
    ただし、4週間に4回実施した場合には、次回まで4週間以上期間をあけてください。



    〇400mL献血 男性:年3回 女性:年2回を行った場合
    献血の種類等によって、個人差がありますので、詳しくはスタッフまでお問い合わせください。

     男性:1回目の献血 2021年1月1日(金)
        (12週間後)→2回目の献血2021年3月26日(金)
        (12週間後)→3回目の献血2021年6月18日(金)→(年間マックス
         →次の献血可能日 2021年12月31日
    3回目の時点で、直近1年間の400mL献血回数上限となりますので、その次の献血可能日は、28週間先の2021年12月31日となります。


     女性:1回目の献血 2021年1月1日(金)
        (16週間後)→2回目の献血2021年4月23日(金)→(年間マックス
         →次の献血可能日 2021年12月31日
    上記同様の考え方で、2回目の次は、36週間先の2021年12月31日となります。



    献血当日の流れ(詳細はこちら

    はじめて献血をご希望される方は、身分証明書を必ず持参してください(本人確認のため)。

    献血カードをお持ちの方は、献血カードを受付でお出しいただくと、受付がスムーズになります。献血カードがない場合は、氏名や生年月日等を申告いただくことで、献血履歴を確認いたします。



    献血の依頼

    献血にご協力いただく方全員に、献血受付時の問診回答を行うタブレットにて「依頼・要請応諾意思」を確認いただいております。
    応諾意思が「はい」となっている方には、血液センターから献血をお願いするハガキ・メールをお送りしています(不定期)。
    献血バスでは、ご協力いただいた場所に再度お伺いする予定があるときに、お知らせしています。また、現在は、コロナ禍で献血者確保が不安定な状況であるため、一部電話でのお願いをさせていただいております。
    「ハガキ・メールを送らないでほしい」などのご要望がございましたら、献血受付時もしくはお電話(099-257-3141)でお知らせください。



    血液検査の結果(検査内容はこちら

    受付時に血液検査結果のお知らせを希望された方には、献血協力日から約10日程度で申告いただいた住所に通知ハガキをお送りしています。
    ラブラッドにご登録いただくと、献血協力日から2~3日で血液検査結果を確認できます。WEBでの閲覧にご協力ください。
    受付時に感染症検査結果の送付をご希望された方で、検査結果が陽性となった方には、通知書をお送りしています。



    献血終了後のコールバック

    献血にご協力いただいた方には、当日の採血番号シールを貼付した「コールバック用紙」をお渡ししています。

    コールバック用紙の内容をご確認の上、該当がある方は用紙に記載のフリーダイヤルまでお電話ください。そのほかのお問合せについては、当血液センター(099-257-3141)までお願いします。



    継続的に献血にご協力いただいた方への記念品贈呈

    献血回数が特定の回数に到達した方に記念品を贈呈しております(詳しくはこちら



    献血できる場所

    鹿児島県内で献血できる場所は、下記のとおりとなっています。

    〇 献血バス(県内巡回) スケジュールはこちら

      献血の種類は、全血献血のみとなっています。

      献血バスで献血にご協力いただける企業・団体様を募集しております
          →詳細はこちら

    〇 献血プラザかもいけクロス(鹿児島市鴨池新町)

    〇 献血ルーム・天文館(鹿児島市東千石町)

      上記2つの献血ルームでは、全血献血と成分献血を受付けております。



    献血の種類(詳細はこちら

    全血献血には、400mL献血と200mL献血があり、血液中のすべての成分を献血していただく方法です。採血時間は15分程度で、受付から採血終了まで約40分となっています。

    200mL献血は、皆様からいただいた血液を無駄にしないように、医療機関の要請される数に応じて、採血を行っております。このため、献血実施日や実施会場によっては、200mL献血の受付ができない場合があります。(詳しくはこちら

    成分献血には、血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。成分採血は身体への負担も軽く、多くの血漿や血小板を献血していただける特長があります。
    採血時間は、採血量に応じて、40分~90分程度の時間がかかります。

    最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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