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九州さい帯血バンク

日本赤十字社九州ブロック血液センター
所長 松﨑 浩史

さい帯血バンクとは

さい帯血とは…

胎盤とへその緒(さい帯)の中に含まれている血液のことです。 およそ40~100mLの量があります。

この中には赤血球、白血球、血小板などの血液細胞のもとになる細胞(「造血幹細胞」といいます)が、骨髄と同じくらいたくさん含まれています。

そのため、さい帯血を利用すると骨髄移植と同様の治療を行うことができます。

さい帯血バンクとは…

「さい帯血バンク」とは、さい帯血の提供に同意された妊産婦さんから戴いたさい帯血を凍結保存し、移植を希望される患者さんに提供するところです。

日本国内には、日本赤十字社九州さい帯血バンクのような公的さい帯血バンクが6ヶ所あります。

※詳しくはこちらをご覧下さい ≫「造血幹細胞移植情報サービス」

これらのさい帯血バンクは、協力して患者さんへのさい帯血の提供を行っています。

 

産婦人科>さい帯血バンク>移植病院

よくある質問

さい帯血を提供するには

  • Q.

    どこの病院で提供できるのですか

    A.

    妊産婦並びにさい帯血の安全性を確保するため、さい帯血採取は 現在のところ、九州内では下記病院の産婦人科に限定させていただいております。

    エンゼル病院 北九州市八幡西区友田1丁目11-1 (093)601-3511
    北九州市立医療センター 北九州市小倉北区馬借2丁目1-1 (093)541-1831(代表)
    真田産婦人科麻酔科クリニック 福岡市東区千早6-6-16 (092)681-0175
    浜の町病院 福岡市中央区長浜3丁目3番1号 (092)721-0831(代表)
    井槌病院 福岡市中央区薬院4-15-6 (092)521-2355
    東野産婦人科 福岡市中央区草香江2-2-17 (092)731-3871
    国立病院機構九州医療センター 福岡市中央区地行浜1-8-1 (092)852-0700(代表)
    福岡赤十字病院 福岡市南区大楠3-1-1 (092)521-1211
    権丈産婦人科医院 福岡県糟屋郡志免町志免3-2-14 (092)935-0505
    筑紫クリニック 福岡県糟屋郡志免町志免中央3丁目1-30 (092)936-3939
    聖マリア病院 福岡県久留米市津福本町422 (0942)35-3322(代表)
    小林レディースクリニック 福岡県筑後市大字水田991-1 (0942)53-0012
    福田病院 熊本市中央区新町2丁目2-6 (096)322-2995
    熊本赤十字病院 熊本市東区長嶺南2-1-1 (096)384-2111
    沖縄赤十字病院 那覇市与儀1-3-1 (098)853-3134(代表)
  • Q.

    提供するには、どのようにしたらよいのでしょうか?

    A.

    産婦人科医師によりさい帯血の提供について説明を受け、同意していただけたら、「同意書」にご署名頂き産婦人科医師に提出してください。

    ただし、出産時の状況によって、提供に同意されても採取できない場合があることを予めご了承下さい。

    さい帯血の採取ができた場合には、次の「4つのこと」についてご協力をお願いします。

    1. 産科のカルテから病歴と検査結果の情報をいただくこと
    2. 出産後に、お母さんから約5ml~10mlの血液を検査用にいただくこと
    3. 問診票にお答えいただくこと
    4. 出産6カ月後の追跡調査にご協力いただくこと
  • Q.

    さい帯血は、どのようにして採るのですか?
    さい帯血を採取することで悪い影響はありませんか?

    A.

    赤ちゃんを出産後胎盤がまだ母体の中にあるときにさい帯の血管から針を 刺して採取します。

    ですから、母親も赤ちゃんも痛みや苦痛はありません。また、分娩の経過および赤ちゃんの経過にも全く影響は与えません。

     

    さい帯血採取図

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