九州保健福祉大学で「献血セミナー」(特別講義)を実施しました!
今回、九州保健福祉大学(延岡市)にて開講中の「QOLと人間の尊厳」という科目の中で、6月26日(社会福祉学部、保健科学部、生命医科学部、動物生命薬科学科対象、約200名)と7月3日(薬学科対象、約100名)の2回に渡って献血セミナー(特別講義)を実施させていただきました。どちらの日程も多くの学生さんに聴講いただきました。
2部構成で実施し、1部では血液センターから「輸血と献血」について、2部では実際に輸血を受けられた家族の方の体験談として、日向市の黒木いの代さまより講話をいただきました。これまでの献血セミナーとは違い、実際の家族が輸血を受けられた実体験に基づくお話は、聴講された方それぞれの心に響くものがあったようでした。
セミナーを受けられた学生さんからは講演後、「今回のような輸血を受けられた方の生の声を聞くことによって命の大切さを自分のこととして考えていくことが大事であると再認識でき、また自分が献血した血液が最終的にどのような使われ方をされるのかが理解できた」「若い世代の協力者を増やす方法として、このようなセミナーを増やすことが重要ではないか」など様々な感想をいただきました。
また、当日は会場にて若い世代の献血ご協力を増やす為にはどうすればいいのかというアンケートを実施し、学生さんの貴重なご意見を多数いただき、今後の若年層献血推進へのヒントとすることが出来ました。
今回受講された皆様方は非常に熱心に献血や輸血についての話を聞いていただきました。そして「次回献血バスが来た時には必ず献血協力します!」との心強いお言葉を多数いただきました。ありがとうございました。
宮崎県赤十字血液センターは、これからも学域での献血セミナーを実施し、様々な企画などを通じて若年層の献血推進活動に取り組んでいきたいと思います!これからも皆様のあたたかいご支援ご協力をお願いします。
2日間にわたり献血セミナー(特別講義)を実施 講師の日向市在住黒木いの代様
実際の輸血体験談は心に響く内容で、学生さんも熱心に聞いていました