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血液センターだより

<血液センターだより>成分献血について

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みなさんこんにちは!

第12回の<血液センターだより>は採血課が担当します。


今回の記事では、
成分献血に興味がある方、すでに成分献血をしている方にも、成分献血とはどういうものなのかを知ってもらえたらと思います。

成分献血には、血小板成分献血と血漿成分献血があります。
成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は再び体内に戻す方法です。


献血に使用する針や採血バックなどは1人1人新しい物を使用しています。
ウィルス感染などの心配はありません。
また、採血機器に直接血液が触れることはありませんので安心してください。


成分献血は、採血しながら、たまった血液を遠心分離にかけて血液を分離します。

分離した成分は、血漿バッグと血小板バックにたまります。
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ある程度、採血すると、返血(赤血球を返す)が始まります。

およそ採血10分→返血5分の作業を繰り返し行います。


こちらの写真が献血している様子です。
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血小板バックと血漿バックに血小板と血漿を採血した写真です。

【血漿】
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【血小板】
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血小板は、蛍光灯にかざすと、もやもやとした渦が確認されます。このもやもやとした渦を「スワーリング」と言っています。スワーリングを確認する方法として、日本赤十字社ホームページの動画を見てみてください。




当日の血液検査のデータや体格によって採血時間は個人差がありますが、採血時間は約40~90分くらいです。
また、当日の血液検査データによって、血漿成分献血と血小板成分献血のどちらかの献血にご協力いただいています。
島根県では、成分献血にご協力頂く方は、全血献血(400mL、200mL)を1回は経験されている方が対象となりますが、血管の細い方など、成分献血をご遠慮いただく場合もございます。
ご了承ください。


初めて献血される方の参考になればと思い2名の方からお話を伺いました。
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初めて成分献血をされる方も大歓迎ですので、お気軽に献血ルームだんだんにお越しください。
採血課スタッフ一同お待ちしております。

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