こんにちは!
今回の<血液センターだより>は、総務課よりお届けいたします。
献血ルームだんだんでは現在、8月1日~8月31日の期間「献血の日キャンペーン」を実施中ですが、みなさん、「献血の日」が何日か知ってますか?
1964(昭和39)年8月21日、日本政府は『輸血用血液を献血により確保する体制を確立』することを閣議決定しました。このことから、毎年8月21日は『献血の日』とされています。
昭和39年当時は未だ売血が盛んな時期であり、同年の3月には駐日アメリカ大使のライシャワー氏が輸血により肝炎に感染をしてしまったことや、全国の学生が黄色い血の追放運動を展開したことなどがきっかけとなり、閣議決定につながりました。
1963(昭和38)年にはわずか2%程度でしかなかった献血由来の輸血用血液が、その後10年間で国内自給を達成(100%献血由来)し、現在も多くの方々に支えられ、安全な血液製剤を安定的に患者さまのもとへお届けすることが出来ています。
現在、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、中国四国地域(9県)での献血者数は、令和4年4~7月時点において予定数に達しておらず、大変厳しい状況が続いております。輸血が必要な患者さまのためにも、定期的にご予約のうえ献血にご協力くださいますようお願いいたします。
Webより献血予約が可能な「献血Web会員サービス『ラブラッド』」の登録方法については、前回6月29日掲載の血液センターだよりにてご紹介しております。ぜひ、そちらをご参照の上、献血へお越しください。献血ルームや移動採血バスでお待ちしています!!