
わかい(若井)さん
【「今」を献血する】
私は献血をすることが好きなのですが、献血をするにしても私一人ではできません。
献血ルームに行くと、職員やドナーの方々、医師も看護師もいらっしゃいます。
そして私の血液は、血漿分画製剤を製造する機関や輸血を必要とする方々の元へ運ばれていきます。
私にとって献血している時間は、そういった私の周りにいる方々や、その血液の行方に思いを馳せる時間です。
とてもとても一人で出来ることなんかではありません。
私は、私が献血をすることで関わる方々に感謝します。
一人ではない。
皆さんがいるからこそ、私は献血ができる。
私が献血を始めたきっかけや動機などは疾うの昔に忘れてしまいました。
でもそれでいいんだと思っています。私は今を生きているので。
今はただ習慣的に「そろそろ献血ができる頃かな」とふと気づいたら
ラブラッドで献血可能日を確認して、献血ルームに足を運ぶことを何年か続けています。
今、献血ルームに行ければいい。
もしかしたら献血が出来なくなる未来が来るかもしれない。否、来ないかもしれない。
であるとしても、今、献血できることに感謝して、これからも献血ルームに通います。