所長コラム（令和元年10月）

肥満は、11の病気の原因になりますよと、日本肥満症予防協会が注意を呼びかけています。その中で、よく知られている病気として、糖尿病、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞などがあります。

ところで、肥満の簡単な目安として、BMI(Body Mass Index)が使われています。体格指数とか肥満指数とも言われています。これは、体重（㎏）を身長（m）の二乗で割った数字（kg/m2 ）です。これが、22だと良いのですが、25以上で肥満と判定されます。
さて、現在、肥満でない人と肥満の人では、対応が異なると思いますが、食事の基本は、3大栄養素のタンパク質、脂肪、炭水化物をバランス良く摂ることが良いと専門家は指摘してみえます。食事につきましては、糖質制限とか、肉類を食べた方が良いなどという情報があふれていますが、専門家の奨めのように、極端な食事の摂り方は、避けた方が良いと思います。
その上で、自分にあった運動、例えば、散歩やラジオ体操などをするようにしてみる必要があると思います。自分に合った、長続きする運動のメニューが良いと専門家は指摘してみえます。
既に糖尿病の持病がある人は、食事、運動につきまして糖尿病専門医や内科の先生に相談されることを奨めます。