【AYA WEEK2024GIFU】
以前のコラム(2023年11月)で書いた私の密かな企画が実現します。
『AYA WEEK2024GIFU』への参加です。
今月のコラムはその告知です。
AYAというのは、Adolescent and Young Adultの頭文字から作られた言葉で、15歳~39歳の世代を表します。AYA WEEKは、AYA世代のがんを広く一般の皆さんに知ってもらうための全国の活動で、岐阜県では3月9日(土曜日)に『AYA WEEK2024GIFU』として、岐阜市のメディアコスモスで開催されます(詳しくは以下のサイトをご覧ください)。
3/9 AYAWEEK2024GIFU 開催のご案内 - ぎふがんねっと (gifugan.net)
県内4病院の小児科をはじめとするAYA世代がんを治療する医療者により様々の展示が行われます。昨年の様子を伺うと、参加者として一般の方とともに、患者さんやご家族も来られるとのことです。
そこに今回初めて岐阜県献血学生ボランティアと献血バスが参加します。学生には献血でいただいた血液が使われる医療の場を知ってもらい、医療者や参加者の皆さんには、献血を一生懸命呼び掛ける学生たちがいることを知ってもらうことで、相互理解を目指します。
何といっても一般に向けたイベントなので楽しいことが重要です。
ということで、先月に続き今月も学生ボランティアにコラムに登場してもらい、『AYA WEEK2024GIFU』の準備状況を紹介します。
学生ボランティアの一人が、イベントで使いたいと、段ボール箱で製作中の献血ガチャをセンターに持ち込みました。
このガチャをどのように使うか?
訪れた人にいきなりガチャを回してもらうよりも、少しハードルを高くしたいとのことで、クイズを出して正解したら回してもらうことにしました。
そこでクイズの作成です。赤十字のクイズを流用したのですが、ちょっと難しい(?)クイズができました。
次は記念品です。このクイズを解いてガチャを回した結果が、あまりにショボい記念品では寂しい(とのあくまでも学生ボランティアの意見だった)ので、センターの皆に呼び掛けて、以前に使った記念品など、色々集めました。物によっては『クリスマス』などと書いてありますが、時期の外れはご愛敬ということでご容赦願います。
さて3月9日。初めての企画で、期待もありますが心配もあります。
今はセンターで出番を待っている段ボール箱ガチャ(写真)、あまり頑丈ではなさそうです。途中で壊れないか心配です。そして、男子学生の参加状況から、『けんけつちゃん(着ぐるみ)』が短時間しか登場できないかも、と心配です。
前者については、私がカバンに補強テープを忍ばせて参加します。後者については、当日会場で募集いたします。各病院の皆様による『けんけつちゃん』が出動すれば、相互交流の企画は成功かも???と密かに期待しております。
皆様も是非お越しください。
岐阜県赤十字血液センター所長 髙橋 健