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所長コラム

所長コラム(令和4年1月)

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広報放送 

 

新型コロナウイルスの第6波、皆様それぞれの立場で大変なことと推察します。

血液センターでもこのオミクロン株の蔓延により、全国的に献血量の低下が見られています。血液の在庫量が低下しこのままでは病院への供給が不安定になることも危惧されるために、1月末に、当初の予定に追加して献血バスを増発することが決まりました。

かといって、ウイルスの影響でバスの受け入れ中止が相次いでおり、受け入れ先がなかなか見つかりません。このような時の急遽のお願い先は官公庁関係であることが多く、今回も2つの町役場に午前と午後に分けて受け入れていただきました。

全血400mlの献血は、男性は12週間、女性は16週間空ける必要がありますので、この2つの役場は、通常は6ヶ月の間隔で年2回お伺いする会場です。しかし、午前の会場はつい1ヶ月前に献血バスが伺ったばかりです。このため意向があっても献血できない役場の皆様が多いことは知りつつ伺ったのですが、やはり職員で献血できる方は多くなく、その方々の受付をした後は出足が止まりました。それでも、しばらくすると女性が受付に来られ、その後もポツリポツリとですが女性が来られました。どうも職員の方でなさそうな風情でしたので伺いましたところ、朝、町内放送のスピーカーから献血が広報されていて、それを聞いて来ていただいたとのこと。ありがたい限りです。

午後に伺った役場は3か月前に伺った会場でした。前回から12週を過ぎて献血できるばかりになった男性職員の皆様が献血に協力してくださいました。本当にありがたい限りです。

さて、1月下旬、天気のいい日のお昼に血液センターの近くを歩いていたら、水路の南斜面の土手に数輪だけ花を付けている水仙を見つけました。

今回、町内に献血を呼び掛けてくれたスピーカー(機会があればそこから響く献血の呼びかけを是非聞いてみたいです)と、土手の水仙の写真を並べてみると、なんか似ています。

新型コロナウイルスも、寒さも、まだまだ続いていますが、でも春は近い。そう思わせる2枚と感じるのは私だけでしょうか?

岐阜県赤十字血液センター

所長 髙橋 健

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