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Q.
広域事業運営体制の目的は何ですか?
A.
「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」の理念である「安全な血液製剤を医療機関等へ安定的に供給する」ことを更に充実させ、国民に信頼される効率的で持続可能な事業運営体制の確立を図ることを目的としています。 -
Q.
広域事業運営体制とはどのような内容ですか?
A.
これまでの各都道府県の血液センター単位での運営から、より広域的なブロックを単位とする運営体制に変更しました。新たな運営体制は、次の3点です。
- 都道府県の枠を越えて、ブロック単位で広域的に血液の需要と供給のバランスを調整し、血液製剤を医療機関へ安定的に供給します。
- 事業をブロック単位で運営し、血液センターが保有する資金を一元管理します。
- ブロック血液センターを新設し、ブロック内の検査・製剤、需給管理及び企画・管理業務を行います。
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Q.
ブロックの区分はどうして全国7カ所なのですか?
A.
ブロックの区分は、献血していただいた血液の搬入・搬送時間を地理的条件や交通網の整備状況などを考え、経済・物流圏域、国のブロック区分などを参考として、全国を北海道、東北、関東甲信越、東海北陸、近畿、中四国、九州の7カ所のブロックに区分しました。
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Q.
ブロック血液センターと各都道府県の血液センターの施設はどう違うのですか?
A.
ブロック血液センターは、ブロック内の献血血液の検査業務、血液製剤の製造業務、需給管理業務を行います。また、企画・管理業務として、ブロック内の血液センターの経理業務、物品調達、職員採用や給与支払い業務も行っております。
各都道府県の血液センターは、主に採血業務、供給業務を行い、施設によっては献血の受入も行っております。