めぐ さん
【息子を助けていただき、ありがとうございました】
今から15年くらい前になりますが、息子が4歳くらいのとき、新型インフルエンザが日本に初上陸しました。
死者の数など新聞で大きく載り、他人事のように思っていたのですが、息子もかかり重症化し、県内の医療機関に入院しました。みるみる悪化し、ICUに入り、先生に輸血しなくてはいけないと言われ、今日か明日がやまだと言われ輸血が合わなかった場合の合併症の説明を聞き、泣きながら同意書に縋る思いでサインしました。透明でしたが、ガンマグロブリンていう血液製剤だったそうです。鎮静をかけガンマグロブリンの治療はうまくいき、みるみる回復して元気に退院することができました。
そんな息子も19歳になりました。誰の血液か分からなかったですが、感謝してもしきれません。
息子にも話をしました。
私になにができるのだろうと考え、子育ても落ち着いた今、日本赤十字社で幼児安全法支援員の受講をして、先日認定証をもらい、次は指導員に向けて勉強中です。
こんな形ですが、少しでもお返しをさせていただきたく、たまたま病院でパンフレットを見つけ書かせていただきました。
本当に息子を助けていただき、ありがとうございました。