千葉県学生献血推進協議会会長の林 興之介です。
私は大学のボランティアサークルを通じて、この千葉県学生献血推進協議会(以下、「学推」という。)のことを知り、活動に参加するようになりました。
私はこの活動をする前から献血協力を行っていました。しかし、学推の活動に参加した後に献血へ行った際、今まではあまり気にしていなかった献血について多くのことを知ることができました。私が驚いた知識として、「全国で毎日約14,000人の方に献血にご協力いただく必要がある」というものがあります。献血は、医療機関の需要に応じて必要な量だけを集められていますが、日本では少子高齢化により献血可能人口が減少し、特に10代から30代の献血者が減少傾向にあります。このままでは将来必要な血液を確保できなくなるおそれがあるため、若い世代の継続的な協力が重要となってきます。これらのことから、私たちの世代が積極的に献血協力することの必要性を大きく感じました。
私たちが知識を得て積極的に献血に参加し、呼びかけを行うことによって一人でも多くの人に献血へ行くきっかけをつくっていきたいと考えています。私自身も学推というきっかけがあったため、献血に率先して参加するようになりました。
学推では自身が献血への知識や理解を深めるための『献血セミナー』の開催や、献血への理解・興味を持ってもらうような活動として、年間で3~5回程の献血啓発イベントなどを行っており、献血者増加へ少しでも貢献できるよう楽しみながら活動しております。
私たちの活動に興味を抱いてくださった学生の皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。
令和7年度 会長
林 興之介