千葉県学生献血推進協議会会長の水上陽介です。
私は大学のボランティアサークルを通してこの千葉県学生献血推進協議会(以下、「学推」とする)のことを知り、活動に参加するようになりました。私は大学のサークル活動をするまでは献血をしたことはありませんでした。しかし、学推の活動に参加したり自分で献血に行くようになったりしたことで、献血について多くのことを知ることができました。
私が驚いた知識として、年間約120万人もの人が輸血治療を受けるとのことでした。また、献血した血液には生きている細胞が入っているため長く保存できないことはわかっていましたが、赤血球は採血後28日間、血小板にいたっては採血後4日間しか保存できないと知り驚きました。
これらのことから、私たちの献血協力の必要性を深く感じました。
しかし、令和2年の厚生労働省の年代別献血者数と献血量の推移のグラフからは、若者の献血者の割合が減ってきていることがわかりました。実際に、私は大学生になるまで献血のことは存在のみ知っており、気にもせずに生活していました。
そこで、私たちが積極的に献血に参加したり知識を得たり、呼びかけたりすることによって献血に行くきっかけを作れたらと思っています。私も学推というきっかけがあったため、献血に行くようになりました。
千葉学推では、自身が献血への知識や理解を深めるための『献血セミナー』の開催や、年間で5回程の献血啓発イベントなどを行い、献血への理解、興味を持ってもらうような活動を行っています。
私たち千葉学推は献血者の増加へ少しでも貢献できるよう楽しみながら活動していきたいと思っています。私たちの活動に興味を抱いてくださった学生の皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。
令和6年度 会長
水上 陽介